コンテンツにスキップする

債券は上昇、日本株安や円高で買い優勢ー長期金利は1週間ぶり低水準

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は1週間ぶりの低水準を付けた。前日の米国債市場で10年国債利回りが低下した流れを引き継いだことに加えて、国内株式相場の大幅下落や外国為替市場での円高・ドル安進行を背景に買いが優勢となった。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比12銭高の153円55銭。一時153円59銭と日中取引で1週間ぶりの水準まで上昇
  • 新発10年物355回債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.14%と11日以来の低水準
  • 新発5年債利回りは1.5bp低下、20年債と30年債は1bp低下、40年債は0.5bp低下

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 米債高で買いが先行した上、日本株が下げて円高に振れていることが先物主導の債券高につながっている
  • 海外勢が日本株を売却した円資金は債券先物などに流れがちで堅調な地合いを支えている
  • 超長期ゾーンの上値がやや重いのは、来週の40年債入札をにらんで手控える動きか
  • 基調としては、投資家は国債大量償還の再投資先を探しあぐねており、日本国債なら超長期ゾーンのリスクを取るしかないため、フラット(平たん)化しやすい

背景

  • 17日の米10年国債利回りは6bp低下の2.05%程度で終了。この日の時間外取引では一時2.03%台前半に低下
  • 日経平均株価は前日比2%安の2万1046円24銭で終了。一時は1カ月ぶりに2万1000円を割り込む
  • 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台後半まで円高・ドル安が進行

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.200%-0.230%-0.140%0.225%0.360%0.395%
前日比-1.0bp-1.5bp-1.0bp-1.0bp-1.0bp-0.5bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE