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Photographer: Simon Dawson

世界経済の一段の下振れに政策当局者は備えを-IMF

  • 世界経済は依然として低迷、投資と貿易が振るわずとリプトン氏
  • IMFは最新の世界経済見通しをあと1週間程度で公表へ
Commuters walk past the JP Morgan, left, and Thomson Reuters Corp., right, buildings illuminated at night in the Canary Wharf business, financial and shopping district of London, U.K., on Wednesday, Oct. 28, 2015. In its monthly consumer confidence index, GfK said a measure of Britons' outlook for the economy over the next 12 months dropped to minus 4 in October, the lowest reading this year.
Photographer: Simon Dawson

国際通貨基金(IMF)のリプトン専務理事代行は16日、貿易戦争によって既に成長鈍化に見舞われている世界経済が一段と下振れする場合に備え、各国・地域の中央銀行当局者や他の政策当局者に一層の刺激策を準備するよう促した。

  リプトン氏はブルームバーグテレビジョンのトム・キーン司会者らとのインタビューで、「大幅な景気鈍化に備えて」、誰もが自国の経済データなどの状況に基づいて、「一段と力強く対応する準備をする必要がある」と述べた。

Key Speakers at Bretton Woods 75th Anniversary Event

デービッド・リプトン氏

Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

  また同氏は、「われわれは依然として、世界経済が低迷しているとみている。投資は鈍く、特に貿易の伸びが振るわない」と発言。「全体を見れば、この低調な伸びに対応することが必要だと懸念を抱かざるを得ない」と語った。

  IMFは4月の世界経済見通し(WEO)で2019年の世界成長率予測を0.2ポイント下方修正し3.3%とした。20年には3.6%に回復すると予想した。

  リプトン氏は、「われわれの基本予想は、19年については低い伸びで20年に若干回復するというもの」であり、「ゼロ成長」やリセッション(景気後退)ではないと述べ、「第1のルールはリセッション回避のため害を及ぼさないことであり、全ての政策当局者がデータを重視した形で事態に対応すべきだというのが第2のルールだ」と説明した。

  同氏はまた、IMFがあと1週間程度で最新のWEOを公表すると述べた。

リプトンIMF専務理事代行が世界経済や貿易の緊張、金融政策について語る

原題:IMF Urges Policy Makers to Be Ready for Steeper Global Slowdown(抜粋)

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