コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が反落、対中追加関税にトランプ氏言及

更新日時
A monitor displays stock market information on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019. U.S. stocks fell from a record high as President Donald Trump said he could impose more tariffs on China, reminding investors that the trade spat remains unresolved. Treasuries dropped and the dollar rose.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

16日の米株式相場は反落。前日に終値ベースで史上最高値を更新した主要3株価指数は、いずれも下げた。中国への追加関税賦課はあり得るとトランプ米大統領が述べ、貿易摩擦が未解決であることを投資家にあらためて意識させた。米国債は反落。

  • 米国株は反落、S&P500が6日ぶりに下落-エネルギー株安い
  • 米国債は反落-10年債利回り2.10%
  • NY原油は大幅続落、地政学リスク緩和・供給増の見通しで
  • NY金は反落、米指標の好調や国債利回り上昇に反応

  S&P500種株価指数は6営業日ぶりに下落。原油安を背景にエネルギー銘柄が下げた。テクノロジー大手は反トラスト問題を巡り、米議会の追及に直面した。ゴールドマン・サックス・グループは4-6月決算が予想を上回ったことを好感して上昇。JPモルガン・チェースは序盤の下げから持ち直し、上昇して引けた。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%安の3004.04。ダウ工業株30種平均は23.53ドル(0.1%)安の27335.63ドル。ナスダック総合指数は0.4%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.10%。

Stocks drop from record amid trade woes

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。イランから米国との協議にオープンな姿勢の示唆があったと、ポンペオ米国務長官が述べ、緊張緩和への期待が広がった。またトランプ大統領が、自分が望めば中国に追加関税を課すことができると発言したため、需要懸念が再燃した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は1.96ドル(3.3%)安の1バレル=57.62ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は2.13ドル安の64.35ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。中国経済の減速兆候よりも、予想以上に堅調な6月の米小売売上高や米国債利回り上昇の方が大きく影響した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.2%安の1オンス=1411.20ドル。

  米10年債利回りは朝方、米経済指標の堅調を受けて大きく上昇。その後、米金融当局は不確実性が高い中で「適切に行動する」とのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて、上げ幅を縮小した。

  このほか、デジタル通貨の実用化にかなり懐疑的な発言が米議員から多く出され、ビットコインは1万ドルの大台を割り込んだ。

原題:Stocks Drop on Trump’s Trade Remarks; Bonds Fall: Markets Wrap(抜粋)
Oil Slides on Prospect of Easing Geopolitical Risk, More Supply
PRECIOUS: Gold Falls as U.S. Data, Yields Outweigh Chinese Woes

(第6段落以降を追加し、更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE