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ウェルズF株下落、4-6月は純金利収入が減少-金利低下が重し

  • 純金利収入、3年ぶり低水準-純金利マージン予想下回る
  • 収入はほぼ変わらず、アナリスト予想は3%減

米銀ウェルズ・ファーゴの4-6月(第2四半期)決算は金利低下が響き、同行が借り手に請求する利子と預金者に支払う利息の差である純金利収入が2016年以来の水準に減少。これにより、純金利マージンは予想を下回る2.82%となった。

  4-6月の明るい材料は消費者を引き続き獲得していることで、当座預金口座は前年同期比1.3%増加した。

  ウェルズ・ファーゴが同行の法律顧問だったアレン・パーカー暫定最高経営責任者(CEO)の下で決算を発表するのはこれで2四半期連続。パーカー氏は政治的圧力や不祥事後の批判に屈する形で3月に突然辞任したティム・スローン前CEOの後を引き継いだ。同行の取締役会は新CEOを外部から起用する方針だ。

  16日の米株式市場でウェルズ・ファーゴは株一時1.1%安。年初来では15日までの時点で1.4%高。24銘柄で構成するKBW銀行指数は同期間に15%上昇となっている。

  ウェルズ・ファーゴの4-6月決算の詳細:

  • 収益性の指標である効率性比率は62.3%と、第1四半期(1-3月)の64.4%から改善。スローン前CEOは訴訟コストを除くベースで55-59%を目標としていた
  • 非金利費用は4%減の134億ドル(約1兆4000億円)。スローン氏辞任後、ジョン・シュルーズベリー最高財務責任者(CFO)は2019年の非金利費用について520億ー530億ドルが目標だとあらためて表明していた
  • 収入はほぼ変わらずの216億ドル。アナリスト予想は3%減だった
  • 純利益は20%増の62億1000万ドル(1株当たり1.30ドル)。アナリスト予想は1.5%増加

原題:Wells Fargo Shares Slip as Lower Rates Weigh on Lending Margin(抜粋)

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