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米下院議長、大統領非難決議案の採決を計画-人種差別的発言巡り

  • 民主党に加え一部共和党議員も大統領のコメントを批判
  • 大統領は民主党女性議員4人は一度「国に帰る」べきだとコメント

ペロシ米下院議長は15日、トランプ大統領による4人の民主党女性議員へのコメントを巡り、下院は大統領を非難する決議案を採決すると述べた。

  トランプ大統領は14日、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員ら4人の議員について、「元々は完全に壊滅的な政府の国から来た」とし、国へ帰り、その国の立て直しを支えるべきであり「その後で米国に戻り、どのような成果を上げたのかを示すべきだ」とツイート。このコメントは民主党議員だけでなく、数人の共和党議員からも人種差別的だと批判された。

  トランプ大統領は15日、ホワイトハウスで記者団から、自身のコメントが白人のナショナリストに支持されていると懸念しているかと問われ、「多くの人が私に同意しているので心配していない」と答えた。

  一方、ペロシ議長は米国外で生まれた民主党議員のグループが同決議案を提出するだろうと述べ、民主、共和両党議員に支持を呼び掛けた。同議長は下院民主党議員宛ての書簡で、「米国の分断を意図した大統領の外国人嫌いのコメントを私は拒否する」と指摘した。

  共和党の議会指導部はこれまでのところコメントを控えているが、一部の共和党議員はトランプ大統領を批判。ティム・スコット上院議員(共和)はトランプ大統領の「受け入れ難い個人攻撃と人種差別的な言葉」は米国の分断を深めると批判した。

  トランプ大統領のコメントの対象となった4人の女性議員のうち3人は米国生まれで、全員が白人でない。

  トランプ大統領は15日も議員4人への攻撃を続け、「私は彼女らが米国に不満なら、去ればいいと言っているだけだ。彼女らがいなくなっても多くの人は悲しまないと私は確信している」とホワイトハウスで語った。

原題:Pelosi Plans Vote to Condemn Trump for Tweets Scorned as Racist(抜粋)

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