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7月15日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:豪ドルとNZドル、4日続伸-ドル指数は小幅高

  15日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが薄商いの中で欧州通貨とカナダ・ドルに対して上昇。オーストラリア・ドルやニュージーランド・ドルも堅調。

  • ニューヨーク時間午後4時53分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。7月4日以来の安値を付けた後は、小幅なレンジ取引が続いた。7月のニューヨーク連銀製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどを背景に、同指数は上げに転じた
  • ドルは主要10通貨の大半に対して上昇。ポンドは下落率トップ
    • NZドルは対主要10通貨で全面高。加ドルはポンドを除く同主要通貨すべてに対して下落
  • 緩和策を検討する可能性を示唆した先週のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を受け、今月末に米金利が引き下げられるとの見方に市場は引き続き傾斜。他の米金融当局者らは経済への下振れリスクに関する懸念を示唆
  • 豪ドルとNZドルはいずれも対米ドルで4営業日続伸。NZドルはこのまま行けば、6月28日以降で初めて200日移動平均線を上回って終了する見通し
  • 豪ドルは対米ドルで0.3%高、NZドルは対米ドルで0.4%上昇
  • ドルは対ユーロで0.1%高の1ユーロ=1.1258ドル。対円ではほぼ変わらずの1ドル=107円89銭

欧州時間の取引

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は米金融当局による緩和示唆をきっかけとした先週の下げを維持。一方、NZドルは上げが目立った。中国の経済指標が相次いでエコノミスト予想を上回ったことが背景。
原題:Aussie, Kiwi Rise for Fourth Day; Loonie Slips: Inside G-10(抜粋)
Kiwi Advances on China Data and Faltering Dollar: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:3指数そろって最高値更新、ハイテク株堅調

  15日の米株式相場は小幅高。テクノロジー銘柄の上昇を追い風に、主要3指数そろって終値ベースの史上最高値を更新した。今週は決算や一連の指標発表、米金融当局者の発言など材料が多い。米国債も上昇した。

  • 米国株は小幅高、主要3指数が史上最高値更新
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.09%
  • NY原油は60ドル割れ、熱帯低気圧や中国経済指標を材料視
  • NY金は小幅続伸、米国債利回り低下が金需要支える

  エネルギーや金融といった一部業種の下げをハイテク銘柄の好調が埋め合わせ、S&P500種株価指数はわずかながらプラスを確保した。米銀大手の同業に先駆けて決算を発表したシティグループは、ほぼ横ばいで引けた。

  S&P500種は前週末比0.1%未満の上昇で3014.30.。ダウ工業株30種平均は27.13ドル(0.1%)高の27359.16ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇、ナスダック100指数は0.3%上昇で、同じく最高値を更新した。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.09%。

  ニューヨーク原油先物相場は下落。ハリケーン「バリー」が熱帯低気圧に勢力を弱め内陸部に移動したことが背景。中国の景気減速も需要懸念を再燃させた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は63セント安の1バレル=59.58ドルで終えた。下落率は1.1%と、ここ2週間近くで最大。ロンドンICEの北海ブレント9月限は24セント安の66.48ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小幅続伸。製造業の持ち直しを示唆する米中の指標よりも、米国債利回りの低下と主要中央銀行が政策金利を引き下げる見通しの方が材料視された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.1%高の1オンス=1413.50ドル。

  米中貿易摩擦が続く中、投資家は中国のまちまちな経済指標にも注目した。4-6月(第2四半期)に経済成長が減速、四半期データを開始した1992年以降で最も低い成長率となった一方、月次統計は安定化の兆しを見せた。

  米国債は薄商いのなか上昇。先週利回りが急上昇したことから、投資家は割安に国債を買う機会と受け止めた。
原題:Tech Rally Lifts U.S. Stocks to Record; Bonds Rise: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rise as Buyers See Value; Curve Reverses to Flatten
Oil Skids Below $60 as Barry Leaves Gulf, Chinese Economy Stalls
PRECIOUS: Gold Advances as Drop in Treasury Yields Buoys Demand

◎欧州債:イタリア債上昇、9月に解散総選挙の観測-英国債も高い

  15日の欧州債市場でイタリア債が上昇。周辺国債は中核、準中核国債のパフォーマンスを上回った。スペインやポルトガル、フランス、ドイツ債の利回りは先週急上昇し、この日は薄商いだった。

  • イタリア債は総じて上昇。伊紙メッサジェロが報じたところによると、サルビーニ副首相は9月に解散総選挙を実施する可能性を排除していない
  • ドイツ債は上昇。10年債利回りは4週間ぶりの大幅低下となった
  • 英国債も高い。大詰めを迎えた与党保守党の党首選に注目が集まる
  • ドイツ10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下してマイナス0.25%、フランス10年債利回りは5bp下げて0.02%。イタリア10年債利回りは10bp下げて1.64%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italy Leads Euro-Area Bond Gains; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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