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今週の対中電話協議が生産的なら訪中も-ムニューシン米財務長官

更新日時
  • 今週行う見込みの電話協議は両国首脳の「休戦」合意以来2度目
  • 対中関税は予定通り中国経済を締め付けているとトランプ大統領

ムニューシン米財務長官は15日、中国側と今週電話協議を予定していることを明らかにした上で、それが生産的なものになれば自分とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は訪中する可能性があると述べた。

  ムニューシン長官はホワイトハウスでの記者説明会で、「週内に閣僚級協議をもう一度行う見込みであり、大幅な進展があれば、その後、われわれが訪中する可能性は高いと思う」と語った。

White House Press Briefing With Treasury Secretary Steven Mnuchin

ホワイトハウスで記者団に語るムニューシン長官(7月15日)

Photographer: Al Drago/Bloomberg

  今週の電話協議は、米中首脳が大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて先月29日に会談を行い貿易戦争の「休戦」で合意して以来2度目となる。両国首脳は5月に暗礁に乗り上げていた貿易協議の再開で一致したが、最終合意の期限は定めていない。

  トランプ大統領はこの日、ツイッター投稿で対中関税は予定通り中国経済を締め付けていると指摘。「米国の関税が大きな影響を及ぼし、企業は関税のかからない国に移ろうと中国を出て行きたがっている。それが、中国がディール(取引)を望んでいる理由だ」と述べた。

  これに先立ち中国が発表した4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比6.2%と、四半期データ収集を開始した1992年以降で最も低い伸び率にとどまった。

米農産品購入

  トランプ大統領は先週、中国は先月の会談で習近平国家主席が約束した米農産物購入の拡大を実行していないと不満を表明。中国は協調的姿勢として米国産大豆とトウモロコシ、豚肉の購入拡大を検討しているとする一方で、購入総量は貿易協議の進展次第だと説明している。

  ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は15日、記者団に対し、中国が米農産品の大規模な購入を発表すると米国は予想していると発言。この措置が米中通商交渉の進展に不可欠だとの認識を示唆した。

原題:Mnuchin Says Trade Call With Chinese Officials Likely This Week(抜粋)

(クドロー氏の発言などを追加して更新します.)
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