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Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

シティ、4-6月期はトレーディングが苦戦-コンシューマーは堅調

  • トレーディング収入は約5%減、アナリスト予想を下回る
  • 経費は2%縮小、市場予想より1億ドル多く削減
People use automated teller machines (ATM) as pedestrians are reflected on the window of a Citigroup Inc. bank branch in New York, U.S., on Wednesday, July 3, 2019. Citigroup Inc. is scheduled to release earnings figures on July 15.
Photographer: Mark Kauzlarich/Bloomberg

米銀シティグループが15日発表した4-6月(第2四半期)決算によると、同行はアナリスト予想を上回るコスト削減を達成した。コンシューマー部門の業績は4-6月期としては2013年以降で最高となった。

  マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は発表資料で「コンシューマー分野では米国を中心に総じて勢いがあり、底堅い成長となった」と指摘。「当行は事業戦略を遂行し、不確定な環境の中をうまく乗り切った」と強調した。

Opening Day Of World Economic Forum 2019

コルバットCEO

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

  トレーディング収入は3四半期連続で前年同期から減少。株式を保有していたトレードウェブ・マーケッツの新規株式公開(IPO)に伴う一時的な利益を除くベースで約5%減収と、アナリスト予想よりも悪かった。 

  経費は2%縮小して105億ドルと、アナリストの予想平均値を約1億ドル下回った。

  投資銀行業務の収入は10%減の12億8000万ドル。アナリスト予想よりは若干良かった。社債引き受け業務に伴う手数料収入が2%増加したことが寄与した。M&A(合併・買収)助言業務の収入は36%の大幅減となった。

  コンシューマー業務では預金額が30億ドル増加したほか、カード利用額が6%急伸したのが寄与し、コンシューマー・バンキングの収入は3%増の85億1000万ドルと、アナリスト予想を上回った。

  総収入はトレードウェブ関連の3億5000万ドルを含むベースで前年同期比2%増の188億ドル。市場予想は185億ドルだった。純利益は7%増の48億ドル。トレードウェブに関連する利益を除くベースでは1株当たり利益は1.83ドルとなり、アナリスト予想の1.80ドルを上回った。

原題:Citi Leans on Cost Cuts and Consumers as Trading Sputters (1)(抜粋)

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