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日本株は下落、業績懸念や原油安-電機や原油関連、陸運など広く売り

更新日時
  • 円は一時1ドル=107円80銭台に上昇、NY原油は60ドル割れ
  • 中国の4-6月GDP成長率は6.2%、1992年以降で最低

16日の東京株式相場は下落。為替市場で円が高止まりするなどで企業業績が懸念されて精密機器や電機など輸出の一角が下落し、四半期赤字観測のヤマトホールディングスなど陸運も安い。原油市況安から鉱業や石油・石炭製品など原油関連は下げが大きかった。

  • TOPIXの終値は前週末比7.57ポイント(0.5%)安の1568.74と続落
  • 日経平均株価は同150円65銭(0.7%)安の2万1535円25銭、3日ぶり反落

〈きょうのポイント〉

The Last Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証外観

  SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「今週は小売りや鉱工業など米国で主要な経済指標が発表される上、金融当局者の発言もあり、今月の米利下げ幅や先行きに対する市場の見方が多少振り回されそう」と述べた上で、「米利下げに日本が追随できない状況のため、為替相場は円安になりにくい」と話していた。

  日本銀行の企業短期経済観測調査(短観)での大企業・製造業の今期想定レート、1ドル=109円35銭を超える円高が続いて買いにくい中、株価指数は徐々に下げ幅を広げた。野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリストは、安川電機の3-5月期決算や中国の4-6月期国内総生産(GDP)では米中摩擦激化の影響がみられたとし、「市場ではこれから発表が本格化する日本企業の決算に対する懸念が強い」と指摘。企業の今期計画は慎重だが、影響をどの程度受けたのかを「進捗(しんちょく)率などで確認する必要がある。しばらく動きづらい」とみていた。

16日は続落
  • 東証33業種では石油・石炭製品や電気・ガス、鉱業、精密機器、陸運、電機が下落率上位
  • 輸送用機器、その他金融は上昇
  • きょうから東証では株式の決済期間が短縮され、取引日から起算して3営業日目(T+2)に受け渡しが行われる
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