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フェイスブックに50億ドルの制裁金、FTCが和解案承認

  • プライバシー保護問題を巡るFTCの制裁金としては過去最大
  • 議員やプライバシー擁護団体からは不十分との批判相次ぐ

米連邦取引委員会(FTC)は政治コンサルティング会社ケンブリッジ・アナリティカを巡る個人情報の流出問題で、フェイスブックに50億ドル(約5400億円)の制裁金を科す和解案を承認したことが、複数の関係者の話で分かった。プライバシー問題を巡る制裁金としては過去最大となるが、議員やプライバシー擁護団体からは十分な措置とは程遠いとの批判が出ている。

  FTCの和解案の詳細は発表されていないが、制裁金は巨額ではあるもののフェイスブックに壊滅的な打撃を与えるほどではない。2018年の売上高が約560億ドルだった同社は、制裁金支払いに備え30億ドルの引当金を計上している。

  公に話す権限がないとして匿名で語った関係者2人によると、和解案はFTC委員のうち3人が賛成、2人が反対した。和解案には米司法省の承認も必要となる。

  プライバシー保護問題を巡るFTCの制裁金としては、12年にアルファベット傘下グーグルに科した2250万ドルがこれまでの最高だった。

  フェイスブックとFTCはコメントを控えた。

原題:
Facebook $5 Billion U.S. Privacy Settlement Approved by FTC(抜粋)

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