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トランプ氏、ウラン輸入規制見送り-原発に追い風、米企業の要請却下

トランプ米大統領はウラン輸入に当面は上限を設定しないことを決めた。国内の鉱山会社に打撃となる一方で、既に厳しい状況にある原子力発電業界は燃料コスト上昇リスクから解き放たれることになる。

  米政権は輸入上限の代わりに導入できる選択肢の特定に取り組んでいる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。エナジー・フュエルおよびウル・エナジーの米2社が政府に対し、国内原発による海外からのウラン調達量を制限するよう求めたことを受け、米商務省は2018年7月に調査を開始した。

  商務省の調査は最初から物議を醸した。原発産業はこうした制限について、米国の電力の5分の1を供給する発電所の運営コスト上昇につながると警告。政府のデータによると、同業界はウラン燃料の90%余りを海外から調達している。割安な天然ガスや再生可能エネルギーとの競争で苦戦する原発の救済という、トランプ政権のこれまでの取り組みとも輸入制限は矛盾する。

Where U.S. Reactors Get Their Uranium

Purchases in pounds in 2017

U.S. Energy Information Administration

Metal has slumped since 2011 Fukushima disaster

原題:Trump Denies Uranium Miners Import Cap in a Win for Nuclear (2)(抜粋)

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