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J&Jに刑事捜査、パウダー製品の発がんリスク故意に否定か-関係者

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がタルク(滑石)原料のパウダー製品の発がんリスクを知りながら公には否定していた疑いがあるとして、米司法省は刑事捜査を進めていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  この刑事捜査はこれまで報道されていなかった。J&Jはすでに規制当局の調査と、同社パウダー製品が原因でがんになったとする数千人もの患者が起こした民事訴訟にも直面している。関係者らによると、ワシントンの大陪審は現在、製品に含有される発がん物質に関し同社幹部らが何を知っていたのか追及しようと、関連文書を洗い出している。

  同社は12日、新たな展開は一切ないと文書で発表。広報担当者のキム・モンタニーノ氏は、「これまでに公にした司法省の調査に当社は全面的に協力しており、今後もそうしていく」とコメント。「数十年間の独立した臨床上の証拠が裏付ける通り、『ジョンソンズ・ベビーパウダー』はアスベストを含んでおらず、発がん性もない」と言明した。

  司法省はコメントの要請に応じていない。

Johnson & Johnson baby powder GETTY Sub

ジョンソンズ・ベビー・パウダー

Photographer: Justin Sullivan/Getty Images

  12日の米市場でJ&Jの株価は一時、前日比で5.6%安となった。日中の下落率としてはここ1カ月以上余りで最大。

原題:J&J Denials of Asbestos in Baby Powder Spur Criminal Probe (3)(抜粋)

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