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トルコにロシア製ミサイル防衛システム納品開始-米国は導入に反発

  • 「S400」の第1弾が到着-トルコ国防当局
  • トルコ・リラは対ドルで下落、一時0.8%安

トルコは12日、ロシア製ミサイル防衛システムの最初の主要な納品が始まったことを明らかにした。米国は、トルコによるロシアからの軍備調達は北大西洋条約機構(NATO)の軍事力を損なう恐れがあるとして、トルコに対する制裁を警告している。

  「S400」の装備品を積んだロシア機が首都アンカラ近郊にある空軍基地に到着したと、トルコ国防当局が明らかにした。外国為替市場でトルコの通貨リラは下落。一時対ドルで0.8%下げた。

  米国は、トルコも参加する最新鋭ステルス戦闘機F35の共同開発計画がリスクにさらされるとして、同国への制裁も辞さない構えを示してきた。米国によればS400はNATO航空機を撃墜するために設計されており、機密情報の収集も可能だ。これによりF35のステルス機能が侵害される恐れがある。トルコによるS400の購入を阻止しようと、米国は先月、F35共同開発計画から同国を閉め出すと述べていた。

Russian soldiers examine the S-400 Trium

ロシアの「S400」

Photographer: Alexey Sazonov/AFP via Getty Images

  これに対しトルコは、最新の防空システムが必要だと主張。米国を含めNATO同盟国はトルコの防衛要件を満たしていなかったためロシア製を導入せざるを得なかったと説明している。

原題:Turkey Receives Russian S-400 Missile System Opposed by U.S.(抜粋)

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