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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

韓国への輸出規制、半導体生産への短期的影響ない-SMBC日興

A crane loads a container onto a truck at a shipping terminal in Yokohama, Japan, on Thursday, July 11, 2019. Japan and South Korea plan to meet on Friday over Tokyo’s move to restrict vital exports to its neighbor, but neither has much political incentive to climb down from their worst dispute in decades.
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

日本の韓国に対する半導体材料の輸出管理見直し措置について、SMBC日興証券は12日付リポートで、「生産の短期的な影響はなく、政治的要素が極めて強い措置」との認識を示した。

  リポートは、規制対象となったレジスト(感光材、日系シェア90%)、フッ化水素(エッチングガス、同90%)、フッ化ポリイミド(同70%)について「実際に規制がかかる範囲は小さい」と指摘。すでに海外生産をしているメーカーもあり、サムスン電子やSKハイニックスなど「韓国メーカーの生産が停止せざるを得ないという状況は想定しにくい」と分析した。

  先行きについては、「日本からの輸出への規制ではなく、日系企業への規制となった場合の影響は大きなものとなるリスクはある」としつつ、「現時点での影響は極めて限定的」との見方を示した。

  同証は、フッ化水素を製造するステラケミファはシンガポール、森田化学工業は中国に生産拠点があると指摘。韓国にも現地メーカーがあり、半導体製造のエッチングや洗浄工程で用いられる製品の在庫が枯渇することは考えにくいとみている。

日本の韓国向けフッ化水素の輸出量
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