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鉄道車両メーカーの企業秘密盗まれ中国企業に渡る-米検察が公表

  • 被告は中国で生まれ米国に帰化-現在は中国に戻っているもよう
  • 起訴は2017年12月だったが、これまで開示されていなかった

シカゴ近くにある鉄道車両メーカーで働いていたソフトウエアエンジニアが同社から企業秘密を盗み、中国企業にこの秘密情報を提供したと米検察当局が起訴状で明らかにした。

  検察が11日発表した声明によれば、企業秘密の窃盗に関する9つの罪状で起訴されているのはシュトン・ウィリアム・ヤオ被告(57)。中国で生まれ米国に帰化した同被告は現在、中国で生活していると考えられると検察は説明した。シカゴ地区のこのメーカー名は特定していない。

  ヤオ被告は勤務していた会社から独自の技術情報とソフトウエアのソースコードを含む電子ファイル3000部以上のコピーを持ち出したとされている。起訴状によると、盗みが始まったのは2014年に同被告がこの会社で働き始めて2週間後で、15年2月まで約半年続いた。

  ヤオ被告はこの間に転職先を探し、衛星利用測位システム(GPS)を使った自動車用の位置特定システムを提供している中国企業に職を確保。この中国企業と盗んだ情報を共有していると検察は主張している。この中国企業もまた特定されていない。

  ヤオ被告は罪状とは関係のない理由でシカゴ地区の会社を解雇され、その数カ月後に中国に戻ったという。同被告の起訴は17年12月だったが、これまで開示されていなかった。

原題:Chinese Engineer Accused of Stealing U.S. Train Maker’s Secrets(抜粋)

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