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中国の復星、英トーマス・クック救済策を検討-約1000億円規模

  • 救済計画には一部債務と株式の交換が含まれる可能性
  • トーマス・クックのツアー事業の経営権と航空事業の少数株を取得か

中国の複合企業、復星集団は多額の債務を抱える英トーマス・クック・グループへの7億5000万ポンド(約1000億円)規模の救済策を検討している。復星は高級リゾートブランド「クラブメッド」やサーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」を所有し、保険から製薬に至る多彩な事業を展開している。

  復星旅遊文化は12日発表した資料で、合意に至れば自社の旅行事業部門がトーマス・クックのツアー運営事業の経営権と航空事業の少数株を取得する一方、トーマス・クックの一部債務を株式と交換し、新株を発行すると指摘。合意には株主らの支持と規制当局の承認も必要になると説明した。

  復星側によれば、交渉は「かなり進んだ段階」にあるという。香港上場の復星国際は既にトーマス・クックの株式約18%を所有。復星は健康や資産に関連した事業に一段の資金を投入する方針で、中国の海外旅行ブームなども追い風となり、クラブメッド事業の業績を伸ばしている。

Thomas Cook bonds have slumped amid rescue talks

  トーマス・クックは6月、 復星旅遊文化と合意の可能性を巡り協議していることを明らかにしていた。

原題:Fosun Mulls $940 Million Rescue of Debt-Strapped Thomas Cook (2)(抜粋)

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