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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

10年物米国債利回りは3%にも-ウォール街の流れに逆らうデサイ氏

  • フランクリン・テンプルトンの債券グループ投資責任者が予想
  • 「市場の価格調整のスピードを過小評価してはならない」
A pedestrian walks past the Wall Street subway station near New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

フランクリン・テンプルトンの債券グループの最高投資責任者(CIO)であるソナル・デサイ氏は、米経済について明るい見方をしており、これに基づき米国債の下落を見込んでいる。

  ウォール街では利回り低下を予想する人が多いが、デサイ氏は10年物米国債利回りが年末までに、現在の2%強から3%に向けて上昇する可能性があると考えている。これは、堅調な指標で投資家が経済の健全性について急激に考え直すことによって起こると同氏は説明する。

Sonal Desai

ソナル・デサイ氏

bloomberg

  デサイ氏はインタビューで、「市場の価格調整のスピードを過小評価してはならない」と述べた。10年債利回りは昨年11月に3.25%で、今月は1.94%に落ち込み、その後2.14%まで上昇した。

  デサイ氏は10年債利回りが年内に2.50%、2.60%、2.75%と上昇することは十分あり得るとの見方を示した。経済の「状態は信じられないほど良い」と述べ、予想より良かった6月の米雇用統計結果を挙げた。同氏は利回り上昇のシナリオの中で、トリプルB級格付けの米社債に「選択的」な機会があると考えている。

  また、デサイ氏は米金融政策について、31日の0.25ポイント利下げを見込んでいるが、より「賢明な」アプローチは据え置きだとの考えも示した。

The 10-year benchmark hasn't been above 3% all year

原題:A $152 Billion Contrarian Says 10-Year Treasuries May Get to 3%(抜粋)

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