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JDI、800億円の資金調達にめど-嘉実基金が出資を増額

更新日時
  • 嘉実の出資4億ドルに、8月29日めどに臨時株主総会開催へ
  • モバイルカンパニ-を分社化、事業投資家からの資本受け入れも検討

経営再建中のジャパンディスプレイは12日、計画していた最大800億円の資金調達にめどが立ったと発表した。中国の嘉実基金管理グループが出資予定額を3億ドル(約325 億円)から4億ドル(約433 億円)に増額する。

  発表によると、嘉実基金はこのほか、200億円の新株予約権付社債も引き受ける。香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントは1億5000万ドルの出資に加え、為替の影響などで調達額が予定を下回る場合に不足分も出資する。8月29日をめどに臨時株主総会を開催し、新株予約権付社債の発行などについて株主に諮る。

  スマートフォン向けパネルを生産するモバイルカンパニーの分社化については、完了時期を当初予定の9月末から12月末までに延期する。分社化後は有機ELパネルの量産を視野に、事業投資家から資本を受け入れることも検討する。

  これまでは嘉実基金とオアシスへの新株予約権付社債などの発行や、米アップルからの1億ドルの出資が決まっていたが、約117億円が不足していた。

  Jディスプは最大顧客アップルの業績不振を受け、主力の液晶パネル販売が低迷。2015年3月期から5期連続の最終赤字となり、自己資本比率が0.9%に低下するなど財務が悪化していた。調達資金は運転資金や設備投資に充てる方針だ。

  発表を受け、前日を下回って推移していた株価は上昇し、一時前日比5.1%高の83円を付けた。

Views Of A Japan Display Plant Ahead Of IPO

経営再建中のジャパンディスプレイ

(株価の動きや発表の詳細を追加しました)
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