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ボルカー・ルール改正案の見直し、10-12月までに発表-FRB副議長

  • 「われわれが受け取った多くの意見に応える提案を初秋に発表する予定だ」
  • 昨年公表された改正案はウォール街の金融機関には不評だった

米連邦準備制度理事会(FRB)は今年10-12月(第4四半期)までに「ボルカー・ルール」の新たな改正案を発表する予定だ。昨年公表された改正案は、銀行の負担軽減と危機後のトレーディング制限の簡素化には不十分とウォール街の金融機関に不評だった。

  クオールズFRB副議長(銀行監督担当)は11日にワシントンの「超党派政策センター」で開かれた公開討論会で、「われわれが受け取った多くの意見に応える提案を初秋に公表する予定だ」と述べ、銀行のトレーディング規制を当局がどのように運用すべきかという問題により適切に対処する内容になると説明した。

  特定のファンドに投資する銀行に対するボルカー・ルールの制限の見直しは従来の案に盛り込まれていなかったが、今回は含まれると同副議長は語った。

  2010年に成立した米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の一部であるボルカー・ルールは、FRBと証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)、連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)によって13年に施行規則がまとめられた。しかしその後の評判は、危機後の規制の中でも特に悪く、トランプ米大統領が指名した規制・監督当局者が改正案を昨年公表。ただ、規則の順守がさらに難しくなりかねないとウォール街の反応は冷淡だった。

原題:Volcker Rule Revamp Coming by Fourth Quarter, Quarles Says (1)(抜粋)

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