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北朝鮮が憲法改正、金正恩氏は国家元首に-外交活発化への意思示唆か

北朝鮮は憲法を改正し、金正恩朝鮮労働党委員長を国家元首に定めた。各国との外交関係の正常化を促進させる動きとみられる。

  同国がプロパガンダ用に情報を発信するウェブサイト「ネナラ(私の国)」に掲載された文書によると、金氏が務める政府内の最高位である国務委員長の職務一覧に「国を代表する」との文言が新たに加えられていた。北朝鮮は4月に憲法を改正しており、金氏の肩書き変更もこれまで臆測されていたが、改正された憲法の文言は明らかにされていなかった。

  憲法改正と金氏の肩書き変更については、韓国の聯合ニュースがこれより先に伝えた。改正により金氏は北朝鮮の「最高指導者」としての法的な地位が明確になり、他国首脳との交流正常化に動きやすくなるとみられる。改正前の憲法では、国家元首として国を代表するのは最高人民会議常任委員長で、崔竜海氏が務めている。

  金氏は北朝鮮を通常の国にしようとしており、憲法改正もその一例だ。国家元首への就任で、同氏はトランプ米大統領やロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席らと外交上対等な地位で首脳会議や条約交渉に臨むことが可能になる。

TOPSHOT-CHINA-NKOREA-DIPLOMACY

Broadcast of Kim Jong Un meeting Xi Jinping

Photographer: GREG BAKER/AFP

原題:North Korea Makes Kim Jong Un Head of State Amid Trump Talks(抜粋)

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