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OPEC:2020年も原油余剰続く、米シェール増産継続で-月報

更新日時
  • 非加盟国の原油供給、世界需要の2倍超のスピードで増加へ
  • OPEC産原油、需要を日量約56万バレル上回る-一段の減産示唆

石油輸出国機構(OPEC)は先週、来年初めまで減産を続けることで合意したばかりだが、従来の想定より長く厳しい局面が続きそうだ。2020年に対する初めての予測が示した。

  OPECは11日公表した月報で、2020年の域内石油生産は需要を日量約56万バレル上回ると見積もった。インドや中国など新興国で需要が拡大するものの、米シェールなど非加盟国の原油供給が世界需要の2倍超のスピードで増加すると予想。これを受けてOPEC産原油の需要は大幅に減少し、20年の年間平均で日量2927万バレルと、先月実績の2983万バレルを大きく下回る見込みだ。OPEC産原油の需要低下は3年連続となる。

  OPECにとっては新たな余剰が生じるのを防ぐため来年末まで減産を継続するか一段の減産に踏み込むのか、または価格下落のリスクを冒して減産を放棄するかの選択を迫られることになる。

  現在の原油価格は1バレル=67ドル付近と、大半のOPEC加盟国が歳出をまかなうのに必要な水準を引き続き下回る。

OPEC's Challenge Continues

Supplies from group's rivals to outpace demand again in 2020

Source: OPEC

原題:OPEC Sees New Oil Surplus in 2020 as U.S. Shale Keeps Surging(抜粋)
OPEC Sees New Oil Surplus in 2020 as U.S. Shale Surges Again (1)

(第2、第3段落に情報を加えて更新します.)
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