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VW、メキシコ工場での「ビートル」生産終了-SUV人気に押される

  • 同工場は新型SUVの生産を20年に開始、21年には米国の店頭に
  • ビートル最終モデルはアマゾン通じてネット販売へ

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンは10日、メキシコのプエブラにある同社工場での小型車「ビートル」の生産を終了したと発表した。今後は中国で「途岳(タル)」として販売されているコンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)の強化モデルを生産する。名称は「タレク」の公算が大きいという。

  VWメキシコ部門のステフェン・ライヒ最高経営責任者(CEO)はプエブラ工場でのイベントの中で、「中国向けモデルを当市場に適応させる」と説明。「新モデルは中国版と比べ、より力強く頑丈なものになるだろう」と語った。

  ビートルや他のハッチバックの需要は、数年にわたるガソリン安に加え、米消費者の人気がSUVやピックアップに移ったことで抑制されている。トラックは米市場で記録的なシェアを獲得しており、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)フォード・モーターなどの自動車メーカーが乗用車モデルの多くを商品ラインアップから外す動きにつながった。

Buggin' Out

VW was unable to maintain the Beetle's initial U.S. sales success

Source: Autodata

  VWの新型コンパクトSUVは2020年にプエブラ工場で生産が開始され、21年には米国の店頭にお目見えする予定。

  同工場ではセダン「ジェッタ」とSUV「ティグアン」も生産している。ライヒ氏によれば、ビートルの最終モデルはアマゾンを通じてインターネットで販売される。

原題:VW Says Goodbye to Beetle at Mexico Plant Making Room for SUV(抜粋)

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