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安川電の3-5月期営業利益6割減-中国向けが不振

更新日時
  • ACサーボ落ち込む、半導体投資先送りや米中貿易摩擦の影響拡大
  • モーションコントロールの受注は4四半期ぶりプラス

安川電機の3-5月期の連結営業利益は72億円と市場予想(103億円)を下回った。前年同期比では58%の減益。

  11日の発表によると、主力の工場設備向けACサーボモーターが半導体関連投資の先送りや米中貿易摩擦の影響拡大で大きく落ち込んだ。中国向けの売上高比率は前年同期比5ポイント低下して22%となった。

3-5月期の業績

  • 売上高1074.4億円、市場予想1191.3億円
  • 純利益47.1億円、市場予想101億円

  一方、ACサーボを含むモーションコントロール事業の受注は4四半期ぶりにプラスに転じた。

  同社の今期(2020年2月期)の営業利益は、前期比6.6%減の465億円を据え置いた。6月公表の中期経営計画では21年度の目標を700億円に設定している。

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安川電の業績は中国向けを中心に落ち込んだ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  ただ、今期予想には米中貿易摩擦が長期化している影響は織り込んでいない。日本政府による韓国向け半導体材料の輸出規制強化も、供給網(サプライチェーン)に幅広く影響を与える不確定要因として浮上してきた。

  日本工作機械工業会が発表した6月の受注額(速報値)は前年同月比38%減の988億円と9カ月連続で前年実績を下回った。日本半導体製造装置協会では19年度の需要は前年度比11%減になると予想している。

四半期受注(前四半期比)18年度1Q2Q3Q4Q19年度1Q
モーションコントロール+21%▲19%▲9%▲11%+12%
ロボット+11%▲4%▲7%▲9%▲0%
(詳細を追加しました)
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