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ゴールドマンとアップルの共同クレカ、モルガンSは高く評価

Apple To Report Quarterly Earnings
Photographer: Justin Sullivan/Getty Images North America
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Photographer: Justin Sullivan/Getty Images North America

ゴールドマン・サックス・グループがアップルと共同開発したクレジットカードは実際、両社にプラスに作用するかもしれないと、 モルガン・スタンレーのアナリストが指摘した。

  ケイティー・ハバティ、ベッツィ・グラセック両氏らアナリストはリポートで、カードは近く導入されるはずだとした上で、業績のブレを軽減させられるかもしれない消費者向け事業を、ゴールドマンはこのカードで構築できそうだと指摘。一方アップルは、「ハードウエアの成長見通しが成熟する」中でも小売店での集客を促し、サービス収入を増やし、利益率を高められるはずだとした。

  ゴールドマンはアップルとの提携で、「トレーディング収入よりも収益源として安定的なローンと、それに伴う純金利収入」を拡大させる新たな一歩を踏んだとも指摘した。米国の成人人口の約45%に相当する1億1300万人が「iPhone(アイフォーン)」を所有しており、同カードは「著しいリード創出の可能性」をゴールドマンにもたらすとしている。

  それでも、同カードが2023年の1株利益に与える上乗せ効果はアップルで1%、ゴールドマンで2%にとどまるというのが、これらアナリストの見方だ。利用手数料が無料なほか金利も低く、収益性が業界平均を下回る確率が高いためだと指摘する。ただ、市場が「見逃している」のは、「米国のハードウエア売り上げのわずか10%を第三者業者からアップル・ストアにシフトさせることで得られる利益の積み重ねにより、同プログラムの収益性は市場平均以下から市場並みに改善する」ということだと続けた。

  6月には、アップルが同カードの内部ベータプログラムを米国内の同社小売店従業員向けにリリース、テストを拡大すると伝わった。

原題:Goldman-Apple Card Draws Rare Praise From Morgan Stanley(抜粋)

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