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中国の生産者物価、6月は横ばい-デフレ懸念再燃も

更新日時
  • 6月のPPIは前年同月比横ばい-予想0.2%上昇
  • CPIは前年同月比2.7%上昇-予想と一致

中国の6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前月と同じ伸びとなる一方、生産者物価指数(PPI)が前年同月比で横ばいにとどまった。

  国家統計局が10日発表した6月のPPIは前年同月比横ばい。市場予想の0.2%上昇を下回った。

  6月のCPIは前年同月比2.7%上昇と予想と一致。5月も2.7%上昇だった。

Bigger-than-expected slowdown threatens corporate profits

  バークレイズの中国担当チーフエコノミスト、常健氏はブルームバーグテレビジョンで「中国人民銀行(中央銀行)と同国経済は引き締めではなく緩和バイアスを維持する公算が大きい」と述べ、小規模銀行が公的管理下に置かれたことで銀行間貸し出しに問題が生じた後、人民銀が市場に潤沢な流動性を供給していると指摘。「来週発表のデータには若干の下向き圧力がかかるとみている」と語った。

  PPIの伸び鈍化は、企業の利益や債務返済能力を損なうデフレに中国が再び陥るといった懸念を再燃させる。長期的には、中国のデフレは輸出を通じて世界のインフレ見通しを圧力にさらす恐れがある。

原題:China Deflation Fears Return as Factory Prices Stop Rising (1)(抜粋)

(4段落目以降に市場関係者のコメントなどを追加して更新します.)
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