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日韓対立は容易に解決されず、投資家に警戒呼び掛け-モビアス氏

  • どの企業やセクターが最も脆弱かを判断するため広範囲に調べる必要
  • 韓国投資の行き詰まりではない-電子メールでインタビューに答えた
安倍首相

安倍首相

Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP
安倍首相
Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP

現職大統領が弾劾されても韓国株に楽観的だった新興国市場のベテラン投資家、マーク・モビアス氏は日韓対立は容易に解消されないとみて、そのような事態に備えるよう投資家に警戒を呼び掛けている。

  約30年間在籍したフランクリン・テンプルトン・インベストメンツを去り、モビアス・キャピタル・パートナーズを昨年設立したモビアス氏は電子メールでのインタビューで、「米国が折り合いをつけるよう持ちかけなければ、容易な解決策は見込めない」と分析。「テクノロジー企業は引き続き影響を受けやすく、投資家は選別的になるとともに、どの企業やセクターが最も脆弱(ぜいじゃく)かを判断するため広範囲な調査を行うべきだ」と呼び掛けた。

Korea's stocks, currency dip as tension escalates with Japan

  日本による輸出管理強化を受け、韓国は半導体メモリーの生産に不可欠な材料の代替供給先を見つける必要があると指摘した上で、これは「容易ではないだろうが、可能だ」ともコメントした。具体的な社名は挙げていない。

  世界最大の半導体メモリーメーカー、サムスン電子の株価は月初から9日までに4%前後下落した。モビアス氏は「韓国への投資が行き詰まったというわけでないということは確かだ。韓国市場に投資する機会は続くが、慎重なニュアンスを伴うアプローチとなるだろう」と論じた。

原題:Mark Mobius Warns No Easy Resolution on Japan-Korea Trade Spat(抜粋)

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