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日本株は小幅安、FRB議長証言にやや警戒ー機械や素材安く通信高い

更新日時
  • FRB議長証言では利下げでトーンダウンの可能性ー岡三AM
  • 6月工作機械受注は38%減、ETF分配金に伴う売りも上値抑制要因

10日の東京株式相場は小幅に下落。今晩行われる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言が警戒される中、受注減少の機械や化学、鉄鋼など素材関連が安い。情報・通信は上昇。

  • TOPIXの終値は前日比3.57ポイント(0.2%)安の1571.32-3日続落
  • 日経平均株価は同31円67銭(0.1%)安の2万1533円48銭と反落

<きょうのポイント>

  • パウエルFRB議長は米東部時間10日午前10時(日本時間同午後11時)から下院金融委員会で証言
  • 6月の工作機械受注は前年比38%減-32カ月ぶり1000億円割れ
Tokyo Stock Exchange As Asian Stocks Rebound After Korean Fears Abate

東証内

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、米雇用統計の数字が強かったことなどから、「パウエル議長の議会証言は7月以降の利下げの必要性についてトーンダウンする可能性があり、警戒された」と話した。

  この日に決算日を迎えた日本株の上場投資信託(ETF)で分配金確保のための換金売りが出ることも警戒された。海運や鉄鋼など景気敏感業種が売られた半面、通信や精密機器が買われ、指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
通信株の上昇はこちらをご覧ください

  機械株も下落。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は減少した工作機械受注について、「今後も米中摩擦の影響で設備投資が減り、さらに悪化する」とみていた。

10日は3日続落
  • 東証1部33業種は海運、鉄鋼、化学、機械、非鉄金属、建設、サービスが下落率上位
  • 精密機器、情報・通信、医薬品は上昇
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