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「合意なき離脱」強行の阻止目指す修正案、英下院1票差で可決

更新日時
  • 議会休会という手段を使い離脱を強行する試みが難しくなる
  • 親EU派のドミニク・グリーブ元法務長官が修正案を提出した

英下院は9日、次期首相が議会を休会とする手段を使い、欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を議会の意向に反して強行する事態を阻止することを意図した修正案を賛成多数で可決した。

  親EU派のドミニク・グリーブ元法務長官が「北アイルランド法案」の修正案を提出し、EUからの離脱期限である10月31日を挟み9月から12月の間の議会の開会を義務付ける修正が賛成294、反対293とわずか1票差で辛うじて承認された。事情に詳しい関係者は、最大野党・労働党が修正案に賛成票を投じるよう議員らに伝える見通しだと先に述べていた。

  与党保守党の次期党首の最有力候補であるジョンソン前外相は、EUと離脱協定を締結できない場合でも「決死の覚悟」で10月31日までに英国をEUから離脱させると公約する一方、履行できない場合に辞任するかどうかは明言していない。

  ジョンソン氏は修正案の可決後、2016年の国民投票結果を履行する決意の下で「いかなる手段も選択肢から外す」つもりはないと話し、EU離脱を期限内に実現させるために議会を休会にするような過激な手段を用いる可能性も否定しない考えを示した。

原題:Johnson Faces Showdown with Parliament on No Deal: Brexit Update
Labour to Tell Its MPs to Vote for Grieve Brexit Amendments(抜粋)

(ジョンソン氏の反応などを追加して更新します.)
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