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化学最大手BASFが利益見通し下方修正、需要鈍化と貿易戦争で

  • 自動車や農業など幅広い市場の鈍化と米中貿易戦争に言及
  • 9日の欧州株式市場では独同業ランクセス、コベストロも下落

ドイツの化学メーカーで世界最大手のBASFが、自動車や農業など幅広い市場の鈍化や米中貿易戦争の影響から利益見通しを大幅に下方修正し、9日の欧州株式市場では化学銘柄が値下がりしている。

  BASFは8日遅く、2019年の利益が金利・税金・特別項目前ベースで18年の水準を30%下回る可能性があると発表。「主に通商摩擦によるものだ」と説明した。同社株は9日、一時6.2%下落し、2カ月ぶり大幅安となった。独同業のランクセスやコベストロの株価も下げた。

Industrial giant BASF has trailed the market over the past year

  BASFによると、世界の鉱工業生産は1-6月に約6%減少、世界最大の自動車市場である中国はその2倍のペースで悪化した。悪天候が北米の農業セクターに響き、農薬関連製品の需要減退につながったという。19年の売上高は微減を予想。従来は1-5%増を見込んでいた。発表文によると、来年末までに6000人削減する計画は変わらないとしている。

原題:BASF Profit Warning Drags Down Shares of Rival Chemical Makers (抜粋)

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