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長期金利3週間ぶり高水準、米FRB議長証言を控え売り優勢

更新日時

債券市場では長期金利が6月18日以来の高水準を付けた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控える中、7月の米大幅利下げ観測の後退を背景とした持ち高調整に伴う売りが継続したとみられている。

  • 新発10年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.13%
  • 新発2年債利回りは1bp高いマイナス0.19%と、6月5日以来の水準まで上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は19銭安の153円52銭。一時は153円49銭と6月18日の安値

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 最大の注目はパウエル議長の議会証言となる中、過度な利下げ観測を背景に積み上がったポジションを巻き戻す動きが継続
  • 国内では週内に2回入札が実施される一方で、日本銀行の買い入れオペが1回のみとなっており、需給的に中長期ゾーンを中心に金利上昇圧力が掛かりやすい面もある
  • 7月の米利下げは50bpという過度な期待が剥落したものの、パウエル議長が予防的利下げに前向きな姿勢を示すと思われ、金利の上昇は限定的となっている

背景

  • パウエルFRB議長は米国時間10日に下院金融委員会で半年に一度の議会証言を行う
  • 米長期金利はこの日のアジア時間も上昇基調を維持し、一時2.09%と6月19日以来の高水準を付けた

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.190%-0.215%-0.130%0.230%0.360%0.390%
前日比+1.0bp+1.5bp+1.5bp+2.5bp+2.0bp+2.5bp
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