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アップルへの慎重な見方強まる、「売り」投資判断が記録的水準に増加

  • 「ファンダメンタルな悪化」に見舞われる-ローゼンブラット
  • 「売り」判断5人、少なくとも1997年以降で最多
Apple Cuts Outlook as Chinese Slowdown Hits Demand for IPhones
Photographer: Shawn Koh/Bloomberg
Apple Cuts Outlook as Chinese Slowdown Hits Demand for IPhones
Photographer: Shawn Koh/Bloomberg

ウォール街が米アップルに関してこれほど悲観的になることは長い間なかった。

  ローゼンブラット・セキュリティーズは8日、アップルの投資判断を「売り」に引き下げた。ブルームバーグが追跡するアップル株調査アナリスト57人中、弱気なアナリストはこれで5人に増えた。ブルームバーグがまとめた過去のデータによると、アップルに対する「売り」の投資判断としては少なくとも1997年以降で最多。

  アップルを巡る懐疑的な見方は今年に入って強まった。アナリスト5人による「売り」の判断は全て今年になって示された。ニュー・ストリート・リサーチとHSBCはいずれも4月にアップル投資判断を「売り」に下方修正。1月には「買い」に指定する企業数が2004年以降で初めて50%を下回った。

Apple sell ratings have risen in 2019

  こうした慎重な見方は「iPhone(アイフォーン)」製品ラインの需要を巡る不透明感に大きく起因しており、米国と中国の貿易戦争が特に向かい風になっているようだ。

  ローゼンブラットのアナリスト、チュン・チャン氏は期待外れな売上高のトレンドに基づき、アップルが「今後6-12カ月にファンダメンタルな悪化に見舞われる」と見込んでいる。8日の米株式市場でアップルは一時2.9%安。

原題:Apple Caution Grows as Sell Ratings Hit Multi-Decade Record (1)(抜粋)

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