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Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

モルガンS、世界の株式に弱気に転じる-日本国債に相対的な魅力

  • モルガンSの世界株式への資産配分は少なくとも5年で最低
  • 製造業の指標悪化に対し利益予測は楽観的過ぎる
Stock price figures sit on display inside the Frankfurt Stock Exchange, operated by Deutsche Boerse AG, in Frankfurt, Germany, on Thursday, April 11, 2019. Deutsche Boerse said it’s in talks with Refinitiv US Holdings Inc. to buy some foreign-exchange business units as it steps up deals under Chief Executive Officer Theodor Weimer.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

モルガン・スタンレーは世界の株式への資産配分をここ5年で最低とし、投資判断をアンダーウエートとした。向こう3カ月の株式相場見通しが特に厳しいとしている。

  アンドルー・シーツ氏らストラテジストは7日のリポートで、製造業の健全性を示す指標が世界中で悪化し続けているのに対し、利益予測は楽観的過ぎると指摘した。より緩和的な金融政策に対する期待は高く、実際の緩和による株価押し上げ効果はほとんど望めないとも分析。

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  「債券利回り低下が成長見通し悪化を示唆している可能性があることに対し、市場は楽観的過ぎる。購買担当者指数(PMI)の悪化が全世界で続いていることは、大きな下振れリスクがあるマクロ環境を示唆している」と記述した。

  世界の株価は今年既に16%上昇しており、世界経済の脆弱(ぜいじゃく)性と米中貿易戦争への懸念が去らない中で一部ストラテジストは慎重を増している。

  モルガン・スタンレーのストラテジストらは、米国と新興国の株式よりも日本と欧州株を選好している。同社はまた、日本および新興国の国債への資産配分を増やした。

  リポートは「新興国市場の債券は、大規模な株売りの影響を受けないわけではないが、まだましだと思う」としている。また、「日本国債は欧州中核国国債に比べ利回り低下が出遅れているので、通貨ヘッジベースで魅力的に見える」とも記述した。

原題:Morgan Stanley Turns Bearish on Global Stocks as Challenges Grow(抜粋)

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