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Photographer: Matthew Lloyd

ジョンソン氏の「合意なき離脱」阻止で新たな動き-10月の開会目指す

  • グリーブ氏は下院の10月開会を確実にするため法案修正に動く構え
  • 合意なき離脱を強行する目的で議会を休会にする動きを封じる狙い
The Big Ben clock tower and the Houses of Parliament, left, stand with Portcullis House, right, beyond the River Thames and Westminster Bridge in London, U.K., on Wednesday, March 5, 2014. U.K. stocks declined, after the FTSE 100 Index posted its biggest rally in eight months, as investors awaited data on jobs and services from the U.S.
Photographer: Matthew Lloyd

欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」阻止を目指す英与党保守党内の勢力は、次期党首の最有力候補であるジョンソン前外相が首相に就任した後、議会の同意を得ることなく、無秩序な離脱を強行する事態を阻むため、新たな手を今週打つ見通しだ。

  親EU派のドミニク・グリーブ元法務長官は、次期首相が合意なき離脱を断行する目的で議会を休会にすることができないよう、下院の10月開会を確実にする法案の修正に動く構えだ。

  ジョンソン氏は、EUと離脱協定を締結できない場合でも「決死の覚悟で」10月31日に英国をEUから離脱させると公約している。保守党のサム・ジーマー議員は7日にスカイニューズに対し、そのような事態を回避するため「30人強」の同党議員らが議会で手だてを講じる方策を探っていると語った。

  グリーブ氏は、英領北アイルランドの運命がEU離脱の行方と切り離せないことを理由に挙げ、2017年1月以降、機能停止状態となっている北アイルランドの自治回復に向けた進展について、最新情勢を10月に議会に説明するよう「北アイルランド法案」を使って政府に義務付けたい考えだ。

  最大野党・労働党も合意なき離脱の阻止に動くと言明しているほか、メイ首相やハモンド財務相も、次期首相が議会の発言を封じようとする場合には、保守党の造反組に同調する可能性を示唆している。

原題:Tories Plotting to Thwart No-Deal Brexit Prepare New Attack(抜粋)

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