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トランプ氏、米金融当局を再度批判-議長交代の下地づくりの可能性も

  • 「自分のしていることを分かっているなら利下げするだろう」
  • FRB理事に指名する意向の2人がパウエル氏後任候補になる公算も

トランプ米大統領の週末は米金融当局に利下げを求めることで始まり、同じ要求の繰り返しで締めくくられた。大統領は連邦準備制度理事会(FRB)理事に指名する意向の2人について、パウエル議長の後任候補として資質を見極めようとしている可能性がある。

  トランプ大統領は7日、ニュージャージー州モリスタウンでワシントンに戻る大統領専用機エアフォース・ワンに乗り込む前に記者団に、金融当局が「自分のしていることを分かっている」なら、利下げをするだろうと発言。現行の米金融政策で米国は欧州に対して不利な立場にあり、株式相場の上昇が抑えられているとの見方を示した。大統領は週末を近郊の自身のゴルフクラブで過ごした。

Fed Chairman Jerome Powell Speaks At The Council On Foreign Relations

パウエルFRB議長

Photographer: Cate Dingley/Bloomberg

  トランプ大統領は5日のツイッター投稿で、金融当局は「分かっておらず」、「われわれの最も困難な問題」だと述べていた。

  7日の再度の批判は、大統領が自身の再選を前提にパウエル議長の任期が切れる2022年か、もしくは当局が迅速に要求に応じない場合はより早い時期に交代させるための下地づくりをしているとの見方と合致する。

  トランプ大統領は2日、クリストファー・ウォラー氏とジュディ・シェルトン氏の2人をFRB理事に指名する意向を明らかにした。事情に詳しい関係者によれば、パウエル議長の任期終了時ないしそれ以前の退任の場合、2人はいずれも後任議長候補になる可能性がある。両氏のキャリアは大きく異なるものの、大統領が求める利下げを支持する可能性が高いという共通点を持つと考えられている。

原題:Trump Jawbones Fed Yet Again, May Be Grooming Powell Successor(抜粋)

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