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トルコ大統領、金利で譲れない一線示す-突然の中銀総裁解任後

  • チェティンカヤ総裁は4年間の任期満了前に解任された
  • 中銀人事を投資家は好感せず、リラは8日のアジア時間早朝に下落

トルコの中央銀行総裁を突然解任したエルドアン大統領はその数時間後、次期総裁と他の当局者が金融政策について政府の方針に従うよう自身が期待していることを明確にした。

  2020年に任期満了の予定だったチェティンカヤ総裁の解任が発表されたのは、6日の早い時間帯だった。後任にはウイサル副総裁が起用された。投資家はこうした動きを好感せず、通貨リラは8日のアジア時間早朝の取引で一時3%余り下落した。中銀は9カ月余りにわたって金利を据え置いている。

Turkish Central Bank Quarterly Inflation Report

チェティンカヤ総裁

写真

  発表後に開かれた非公開会合でエルドアン大統領は高めの金利水準がインフレを招くという自身の見方を政治家と官僚全員が支持する必要があると与党議員に伝えた。会合に出席した当局者1人が明らかにした。政府の経済政策を支持しない場合は結果を伴うとも警告したという。

  大統領報道室はコメントを求める電話やテキストメッセージに回答していない。

  ラボバンクのストラテジスト、ピョートル・マティス氏は「エルドアン大統領はチェティンカヤ総裁を突然解任することで、金融政策の責任者が誰であるかをあらゆる人々に知らしめた」と指摘した。

Turkish real rates climbed to highest since at least 2011 as inflation slows

原題:Erdogan Draws the Line on Rates After Shock Central Bank Ouster(抜粋)

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