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トルコ・リラ下落、中銀の信頼性に疑念-利下げペース速まる恐れ

  • エルドアン大統領がチェティンカヤ中銀総裁を解任
  • 中銀が25日に数百bpの利下げ決めれば重大な政策ミス-エブリ氏

8日の外国為替市場でトルコの通貨リラは下落。中央銀行総裁の更迭というエルドアン大統領の衝撃的な決定を受け、中銀が予想以上のペースで利下げに動くとの懸念が高まった。

  イスタンブール時間午前8時35分現在は2.1%安の1ドル=5.7514リラ。アジア時間朝の取引では一時3月以来で最も大きく下げ、5.8247リラを付けた。ブルーベイ・アセット・マネジメントのストラテジスト、ティモシー・アッシュ氏は、トルコの国営銀行が外貨を売るだろうと予想している。

Turkey's New Central Bank Governor Murat Cetinkaya Presents Inflation Report

チェティンカヤ総裁

Photographer: Kerem Uzel/Bloomberg

  エルドアン大統領は6日にチェティンカヤ総裁を解任し、ウイサル副総裁を後任に指名した。

  5月初めからの値上がり傾向の中にあっても投資家がリラ売りポジションを保持してきた正しさが裏付けられた格好だ。

  ラボバンクのストラテジスト、マイケル・エブリ氏はリポートで「中銀が7月25日の会合で数百ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを決めれば重大な政策ミスとなるだろう」と指摘した。

The lira slumps the most since March as central bank chief is ousted

原題:Lira Sinks as Traders Fret Over Turkish Central Bank Credibility(抜粋)

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