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日本株は3日ぶり反落、米利下げ観測がやや後退ーアジア株軒並み安

更新日時
  • 6月の米雇用者数は市場予想上回る伸び、過度な利下げ期待にブレーキ
  • 上海総合指数は一時3%超下落、ETF決算で換金売りも警戒
A man takes a picture of screens displaying stock indices at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

8日の東京株式相場は3営業日ぶりに反落。米国の雇用者数が予想以上に伸び、景気下支えのための利下げ観測がやや後退した。中国をはじめアジア株は軒並み下落。薬価引き下げで制度考案とトランプ米大統領が述べて医薬品が売られるなど、幅広い業種が安い。上場投資信託(ETF)の決算日で換金売りも警戒された。

  • TOPIXの終値は前営業日比14.18ポイント(0.9%)安の1578.40
  • 日経平均株価は同212円03銭(1.0%)安の2万1534円35銭

〈きょうのポイント〉

Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証内

  岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は「雇用統計を受けて50ベーシスポイント(1bp=0.01%)などの過度な利下げ期待にブレーキがかかり、海外勢などが先物主導で売りを出している」と述べた。

  ただ、7月の利下げ観測は継続している。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、雇用統計では「平均時給が予想を下回り失業率も悪化したため、雇用者数の伸びが良くても金融当局は利下げを撤回しないだろう」と話していた。

  中国の上海総合指数が一時3%超下落するなどアジア株は軒並み安となり、日本株の指数も下げ幅を拡大する展開となった。きょうは主要な日本株ETFの決算日で「分配金支払いのための換金売りが意識され、短期的な売りに押された」と、しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長はみていた。

8日は3日ぶりに反落
  • 東証1部33業種は医薬品や建設、陸運、海運、情報・通信が下落率上位
  • ゴム製品は上昇 
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