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カーニー英中銀総裁のIMFトップ就任、EU政府が積極的に議論

  • カナダ生まれのカーニー総裁、英国とアイルランドのパスポート保持
  • EU財務相は来週、IMF専務理事の候補者について協議する可能性

国際通貨基金(IMF)の次期専務理事候補にイングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁を指名することを、欧州各国政府が積極的に議論している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  カナダ生まれのカーニー総裁は英国とアイルランドのパスポートを保有していることから、IMF専務理事は欧州出身者という70年続く慣行は厳密に言えば保たれる。英中銀はカーニー総裁に代わりコメントを拒否した。

Bank of England Governor Mark Carney At The Local Government Association Conference

カーニー英中銀総裁

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  ラガルド現専務理事を含めてこれまで11人のIMF専務理事はいずれも欧州出身だ。ラガルド氏は欧州中央銀行(ECB)次期総裁に指名されており、近く退任する見通し。ドラギ現ECB総裁は10月31日で任期を終える。

  欧州連合(EU)の財務相らは来週初めに予定されている会合で候補者を1人に絞り込もうとするだろうと、事情に詳しい別の関係者が明らかにした。カーニー氏は専務理事候補として申し分ないが他にもまだ候補者はいると、この関係者は述べた。

  世界経済における重要度を増している新興国も独自の候補を擁立する可能性がある。

  だが、カーニー氏の経歴に勝る候補を見いだすのは難しい。同氏は英国とカナダで中銀総裁を務め、世界的な金融規制の策定に関わってきたほか、カナダ政府内で働いた経験も持つ。オックスフォード大学で経済学博士を取得。ゴールドマン・サックス・グループでも10年余り勤務した。

Canadian Contender

Some highlights from Mark Carney’s career

Source: Bank of England

原題:Carney Is Being Actively Discussed by EU Governments to Run IMF

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