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ドイツ銀行、投資銀行トップのリッチー氏退社へ-事業再編の一環

更新日時
  • 投資銀行部門責任者の役割、ゼービングCEOが引き継ぐ
  • ドイツ銀は包括的再編計画を策定中、7日に監査役会

ドイツ銀行の投資銀行部門を率いるガース・リッチー氏が退社する。クリスティアン・ ゼービング最高経営責任者(CEO)が打ち出す抜本的な組織再編で、幹部の退社が正式に発表されたのは初めて。

  ドイツ銀は5日、リッチー氏が「互いの合意の下で」今月末に退社することになったと発表文で明らかにした。投資銀行部門責任者の役割はゼービングCEOが引き受ける。同部門の幹部人事については、このほかにも「追って発表する」と説明した。

  リッチー氏は英国の欧州連合(EU)離脱問題への対処を助言し、その対価として月25万ユーロ(約3000万円)の特別手当を得ていたが、今後もこの助言は継続するという。同じ額をドイツ銀が支払い続けるのかどうかは明らかにされていない。事情に詳しい関係者によると、リッチー氏の退職金はドイツ人の取締役会メンバーに通常支払われる約2年分の給与となる見通しで、これが適用されれば約1120万ユーロ相当となる。

Deutsche Bank AG Annual General Meeting

ガース・リッチー氏

  ゼービングCEOは7日に開かれる監査役会の後に、包括的な再編計画を公表する公算が大きい。同計画は長らく競合に比べて低調な成績しか残せなかった投資銀行部門の大幅縮小を中心に、首脳部人事を盛り込んだ内容になると事情に詳しい関係者がこれまでに述べている。

  リッチー氏の退職が伝わるとドイツ銀行株価は急伸し、一時5.4%高となった。5日終値では2.5%高。

原題:Deutsche Bank Investment Bank Head Ritchie Leaves in Revamp (2)(抜粋)

(第3段落にリッチー氏の退社条件、第5段落に株価の記述を加えて更新します.)
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