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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

GPIF、運用資産159.2兆円と年度末として最高、株高・債券高-18年度

  • 18年度の収益額2兆3795億円、1-3月期に9兆1463億円と盛り返す
  • 自主運用を始めた01年度からの累積収益は65兆8208億円に
The annual report of the Government Pension Investment Fund (GPIF) is seen during a news conference at the fund's headquarters in Tokyo, Japan, on Thursday, Jan. 11, 2018. GPIF is the world’s biggest manager of retirement savings.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

世界最大の年金基金、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2018年度運用資産残高は159兆2154億円と年度末ベースで過去最大となった。世界的な金融緩和政策の長期化などによる外国株式の上昇と国内外の債券高、円相場が安定していたことが背景。

2018年度の運用収益率と資産残高

運用資産全体 1.52%15年度以来の低さ
 国内債券 1.43%15年度以来の高さ
 国内株式▲5.09%15年度以来の低さ
 外国債券 2.70%
 外国株式 8.12%15年度来の低さ
3月末の運用資産額159兆2154億円
自主運用を始めた2001年度からの累積収益65兆8208億円

高橋則広理事長のコメント(公表資料)

  昨年度は「外国株式が上昇したことから、年度ベースではプラスの収益率となった」と指摘。年度前半に内外の株価が堅調に推移した後、世界経済と企業収益の先行き懸念や米利上げ継続の観測などから大幅に下げたが、その後は米金融当局が正常化に慎重な姿勢を示したことで米株価が回復したとし、GPIFは引き続き、短期的な市場変動にとらわれず、長期的な観点から運用していくと述べた。

資産別の構成割合

年金特別会計が管理する資金も含めた積立金全体に占める構成比(3月末)

運用資産額構成比
国内債券43兆1627億円26.30%
国内株式38兆6556億円23.55%
外国債券27兆8187億円16.95%
外国株式41兆8975億円25.53%
短期資産12兆5871億円 7.67%
オルタナティブ(代替)資産 0.26%

1-3月期の運用収益率

運用資産全体 6.21%
 国内債券 1.07%
 国内株式 7.63%
 外国債券 3.17%
 外国株式 13.91%

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