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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

円の年末相場予想は対ユーロ117円、対ドル103円-みずほ唐鎌氏

  • 円が年末に向けてドルとユーロの両方に対して上昇すると予想
  • 10年物米国債利回りが1.5%に近づけばユーロは115円にも
Japanese 10,000 yen banknotes are arranged for a photograph in Kawasaki, Kanagawa Prefecture, Japan, on Saturday, July 7, 2018.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

ドル、円、ユーロの主要3通貨の中では円が年末にかけて最も上昇するだろうと、みずほ銀行は予想する。ドルは調整局面が続き、ユーロは追加金融緩和が圧迫するだろうと指摘した。

  みずほの唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、年末の相場を1ユーロ=117円、1ドル=103円と見込む。いずれも現水準から4%前後の下落となる。みずほは4-6月(第2四半期)のユーロ・円相場予想で、ブルームバーグのランキング1位だった。

Mizuho Bank see yen as best performing G-3 currency for rest of year

  欧州委員会に出向していた経歴を持つ唐鎌氏は、円もユーロもドルに対して上昇するが、日本には政治的ノイズが比較的ないためユーロより大きく上昇すると予想した。中銀の政策が為替レートを押し下げる力は欧州の方が大きいとも述べた。

  5年にわたり上昇を続けたドルは、米国債利回りが低下する中で大半の通貨に対して下落基調をたどるとみる。米金融当局の利下げ余地は欧州中央銀行(ECB)よりも大きく、ECBは日本銀行よりも大きな緩和余力を残すため、それがドルとユーロを圧迫し、円を押し上げることになると説明。投資家が年内に3回よりも多い米利下げを織り込み始め、米10年債利回りが1.5%に向けて低下すれば、ドルは100円に近づき、ユーロは115円まで下落する可能性があると論じた。

原題:Yen to Top Euro, Dollar by Year-End, Leading Forecaster Says (1)(抜粋)

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