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ドイツ10年債利回り、ECB中銀預金金利のマイナス0.4%下回る

  • 欧州国債入札にも追い風、4日の仏・スペイン落札利回りは過去最低
  • ラガルド氏が次期ECB総裁なら緩和強化、利回り低下と市場確信

欧州中央銀行(ECB)の追加金融緩和に対する期待が高まる中で、4日の欧州債市場では10年物ドイツ国債の利回りが初めて、ECBの中銀預金金利であるマイナス0.4%を下回った。

  ドイツ債の値上がりで投資家はイタリア債やギリシャ債など、よりリスクの高い資産に向かっている。政府も恩恵を受け、スペインとフランスが同日実施した入札では落札利回りが過去最低となった。

German 10-year yields breach ECB's benchmark rate

  債券利回りのマイナス幅拡大は、欧州が成長とインフレの回復に、日本と同じように苦戦することを示唆している。アナリストらはクリスティーヌ・ラガルド氏が次期ECB総裁に就任すれば利下げや量的緩和(QE)で景気刺激を強化すると確信し、利回り低下が続くと見込んでいる。

  ブラックロックのグローバルファンダメンタル債券戦略責任者、マリリン・ワトソン氏はブルームバーグテレビジョンに、「市場はECBに対し、もっと期待しているということを伝えている」とし、「利回りはまだ下がると予想している」と語った。

  ドイツ10年債利回りは今週に入って8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、過去最低のマイナス0.41%に達した。

Global stock of bonds yielding below zero hits record $13 trillion

原題:German Yields Fall Below ECB Deposit Rate as Governments Cash In(抜粋)

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