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日本株は小幅続伸、雇用統計前に米株先物堅調-金融や電機、小売高い

更新日時
  • 米S&P500種Eミニ先物は小幅高、為替相場も小動き
  • 7&iHDは3-5月営業最高益、売買代金はことし4番目の低水準

5日の東京株式市場は小幅続伸。雇用統計を控えて米株先物が堅調なほか、為替相場も安定推移したため、保険や銀行など金融、電機など輸出関連の一角、好決算のセブン&アイ・ホールディングスなど小売株が上げた。原油先物の下落で鉱業や石油・石炭製品は売られた。

  • TOPIXの終値は前日比2.80ポイント(0.2%)高の1592.58
  • 日経平均株価は同43円93銭(0.2%)高の2万1746円38銭

〈きょうのポイント〉

  • アジア時間5日の米S&P500種Eミニ先物は一時0.2%高
  • きょうのドル・円相場は107円70-90銭台、前日の日本株終値時点の107円81銭から小動き
  • ドイツ10年債利回り、ECBの中銀預金金利であるマイナス0.4%を初めて下回る
  • 米国時間5日に6月の雇用統計が発表される、非農業部門雇用者数の市場予想は16万人増
  • 7&iHDの第1四半期営業利益、最も高い市場予想を上回る
  • ニューヨーク原油先物はアジア時間5日の時間外取引で1バレル=57ドルを割り込んで推移
Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証内の株価ボード

  損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの狩野泰宏シニア・インベストメントマネジャーは「景気サイクルはボトム圏にあり、今は経済指標や企業業績で暗いものが出てくる時期。マクロの転換待ちで景気敏感の日本株は基本的に動けない」と語った。その上で、「市場はその先をみている。米金融政策は景気や金融市場のバリュエーションをサポートするものになっている」と話した。

  4日の米国市場休場に加えて今晩に米雇用統計の発表を控え、株価指数の動きは終日鈍かった。東証1部売買代金は1兆5525億円と、ことし4番目の低水準。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の三浦誠一投資ストラテジストは雇用統計での雇用者数について「想定外な数値が出ない限り、米国株は大きく反応しないだろう」と話した上で、「コンセンサスをやや下回る程度だと、利下げ観測を後押しするため株式市場に最も良い」とし、「強過ぎると株価の上値を抑え、弱過ぎると利下げより景気の悪さに焦点が当たる可能性がある」とみていた。

5日は続伸
  • 東証33業種では海運や小売、精密機器、保険、電機、輸送用機器が上昇
  • 鉱業や電気・ガス、証券・商品先物取引、サービス、情報・通信は下落
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