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サウジとクウェート、中立地帯での石油生産再開に向け大きく前進

  • 2014、15年の両国対立以来、中立地帯の石油生産は停止が続く
  • 中立地帯の生産能力は日量50万バレル、エクアドルに匹敵

サウジアラビアとクウェートは両国国境の中立地帯における石油生産の再開に、ここ数年で最も近づいている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  クウェートとサウジはまだ最終合意に至っていないものの、これまで交渉の壁となっていた主権問題の解決に向け最近大きな進展が見られたという。内容が外交交渉であることから関係者は匿名を条件に述べた。

  この中立地帯を巡り両国の対立は2014年と15年に激化。それ以来、同地帯の油田は生産を停止しているが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国のエクアドルに匹敵する日量約50万バレルの生産能力を持つ。

  関係者によると、リヤドで6月に開催された会合では両国が今後の交渉を控えて新たな文書の起草に着手した。次回会合は今月クウェートで行われる可能性があり、いくつかの技術的な詳細を双方が詰めることができれば、カフジ、ワフラ両油田の生産を再開できるだろうと、関係者が語った。

  サウジのエネルギー省はコメントを控えた。クウェート国営石油会社はコメントの要請に今のところ返答していない。

原題:Saudi Arabia, Kuwait Make Breakthrough in Neutral Zone Oil Talks(抜粋)

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