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米債券トレーダー、独立記念日に乗じた長い週末は「おあずけ」も

  • 前回の7月5日の雇用統計後は10年債利回りが23.6bp上昇
  • 米国債は2日に大幅高、10年債利回りは2%を下回った

3日の短縮取引が終わったところで今週の仕事を切り上げようと計画している米国の債券トレーダーは、雇用統計の発表が前回7月5日に重なった時のことを思い出した方がいい。その時は10年物米国債利回りがほとんど4分の1ポイント上昇した。

  2013年の米独立記念日の翌日、雇用者数の伸びは予想を2万9000人上回り、前月の数字は4万9000人上方修正された。これを受けて10年債利回りは23.6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。

The July 5, 2013, jobs report saw 10-year yields surge

  米国債イールドカーブについてのポジションを保持しているトレーダーは、早々と避暑地に出発するのを考え直した方がいいかもしれない。13年7月5日には2年債と10年債の利回りスプレッドが20bp以上も拡大した。10年債が2年債よりも大きく値下がりしたためだ。

  今年の7月5日に発表される統計では6月の雇用者数の伸びが16万4000人と、期待外れだった5月の7万5000人から回復すると見込まれている。月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率を探ろうとしているトレーダーらは、米経済の健全性についてのヒントを雇用データに求めなければならない。債券市場は4日、独立記念日の祝日で休場だが、トレーダーらは長い週末の誘惑に屈するわけにはいかないだろう。

  5日に起こり得る波乱に先立ち、米国債は2日に大幅高となり、10年債利回りは2%を下回った。

原題:U.S. Bond Traders May Want to Rethink Taking the Day Off Friday(抜粋)

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