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オクジフ、SECが制裁措置解除-ヘッジファンド資金を調達可能に

米証券取引委員会(SEC)は6月、ヘッジファンド会社のオクジフ・キャピタル・マネジメント・グループに対する制裁措置を解除した。SECはアフリカでの贈賄疑惑を複数年にわたり調査した末、制裁を科していた。

  これによりオクジフは、ヘッジファンドのための資金調達を難しくしていた制限が取り除かれた。同社は他の商品向けに投資家から資金を集めることはできたが、手数料の高いヘッジファンド事業での機会喪失が収益の重しになっていた。同社のマルチ戦略ヘッジファンドからは2016年以降に約190億ドル(約2兆円)が純流出した。

The Evolution of Och-Ziff's Assets

Source: Company Filings

House Financial Services Capital Markets Hearing On SEC Budget

メレディス・クロス氏

Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

  オクジフは2016年に、元幹部が事業獲得を目的にアフリカ政府当局者に違法な支払いをしたとする米司法省とSECの主張に対し、約4億1200万ドルを支払うことに合意。同時に、業界では一般的な私募形式でのヘッジファンド資金の調達を禁じられた。

  しかし、元SEC当局者でオクジフが起用したメレディス・クロス氏が最近、同社の窮状を訴える書簡を規制当局に送り、6月13日にSECがこの制裁を解除した。

  オクジフの広報担当者とSEC報道官はコメントを控え、クロス氏はコメント要請に応じなかった。

原題:Och-Ziff Finally Slips SEC’s Shackles Over Africa Bribery Case(抜粋)

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