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米Tビル、債務上限到来を再び警告-党派対立が土壇場まで続くと予想

  • 10月3日償還証券の利回り、同日より長い期限を上回る
  • 債務上限が到来すれば、こうした証券は返済の遅れに直面も

米国の債務は法定上限に徐々に近づきつつあり、それを巡る党派間の対立は再び最後まで決着しないと債券市場は予測している。

  米財務省短期証券(Tビル)のカーブに異変が現れており、10月3日に償還を迎える証券の利回りが同日より長い期限の証券よりも高くなっている。財務省は1日、360億ドル(約3兆9000億円)相当の3カ月物Tビルを2.145%で発行。前週の入札での落札利回りを約8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上回った。

  TDセキュリティーズの米金利担当シニアストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏は、「ちょうどその期間に当たる」と債務上限リスクの到来について指摘。「合意は土壇場でまとまるため、影響を受ける可能性がある証券を幾つか避けるという話になる」と述べた。

  TDのストラテジストは財務省の借り入れ権限について、9月下旬か10月上旬に尽きると予想。米議会予算局(CBO)は2月のリポートで、同時期に連邦政府の手元資金が枯渇すると見込んでいた。

Treasury bill curve reflects concern about October repayment

原題:Treasury Bills Are Sounding the Debt-Ceiling Alarm Yet Again(抜粋)

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