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クリーブランド連銀総裁、利下げ支持する用意はまだない

  • スタンス変更の検討前により多くの情報を待ちたい
  • 経済が良好なパフォーマンスを維持するのが「最もあり得る展開」

米クリーブランド連銀のメスター総裁は利下げを支持する用意はまだないと述べ、ここ数カ月の状況は、経済データのソフトパッチ(軟化局面)が過ぎ去った後に当局が利上げを再開した2016年ごろに似ていると指摘した。

  利下げの必要性を見極める上で自分にとって重要なのは、経済が持続可能な成長ペースへ向かっているのか、もしくは一段と有意な減速に向かっているのかという点だと総裁は述べた。

Bank of France Governor Francois Villeroy de Galhau And Federal Reserve Bank of Cleveland President Loretta Mester Interviewed At GIC Conference

メスター総裁

Photographer: Marlene Awaad/Bloomberg

  メスター総裁は2日、ロンドンで講演。講演テキストによれば、「その決断を下すのは時期尚早だ。金融政策のスタンス変更を検討する前に、より多くの情報を集めることが望ましい」と述べた。

  総裁は「弱い雇用統計が2、3続き、製造業活動のさらなる落ち込み、企業投資や消費の弱まりを示唆する統計、さらに長期のインフレ期待値低下などを目にすれば、基本シナリオが弱い経済成長にシフトしていると示す兆候だと受け止めるだろう」と述べた。

  その上で総裁は、「2019年は経済が良好なパフォーマンスを維持するというのが、引き続き最もあり得る展開だ」と言明した。

原題:Fed’s Mester Not Yet Ready to Support Interest-Rate Decrease(抜粋)

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