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ECBは7月に利下げ急がず、9月視野にガイダンス微修正か-関係者

  • 9月には政策決定を裏打ちする最新の経済予測も発表される
  • 流動性が薄くなる夏の間、市場は衝撃にさらされやすくなる

欧州中央銀行(ECB)当局者らは今月の会合で追加金融緩和に踏み切る用意はなく、景気に関するさらなるデータを待つ考えだと、事情に詳しいユーロ圏中銀の当局者が述べた。

  関係者によると、政策委員会メンバーらは見通しが悪化した場合には25日に行動することが可能だと同意しているものの、現状ではその次の9月会合へと傾いている。9月には政策決定を裏打ちする最新の経済予測も発表されるからだ。7月は追加緩和が近いことを示唆するため、ガイダンスの言い回しを微調整する可能性はあるという。

ECB President Draghi Announces Rates Decision

ドイツ・フランクフルトのECB本部

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  非公式の協議だとして当局者らは匿名を条件に語った。ECB報道官はコメントを控えた。

  9月まで行動を遅らせることはおおむね市場の予想通りだが、流動性が薄くなる夏の間、市場は衝撃にさらされやすくなる。米国は1日、ボーイングとエアバスとの紛争を理由に欧州製品に追加関税を課す案を示し、貿易摩擦悪化のリスクが浮き彫りになった。

Market-based inflation expectations are sliding once more

原題:ECB Policy Makers in No Rush for July Interest-Rate Reduction(抜粋)

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