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きょうの国内市況(7月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続伸、雇用統計前に米株先物堅調-金融や電機、小売高い

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  東京株式市場は小幅続伸。雇用統計を控えて米株先物が堅調なほか、為替相場も安定推移したため、保険や銀行など金融、電機など輸出関連の一角、好決算のセブン&アイ・ホールディングスなど小売株が上げた。原油先物の下落で鉱業や石油・石炭製品は売られた。

  • TOPIXの終値は前日比2.80ポイント(0.2%)高の1592.58
  • 日経平均株価は同43円93銭(0.2%)高の2万1746円38銭

  損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの狩野泰宏シニア・インベストメントマネジャーは「景気サイクルはボトム圏にあり、今は経済指標や企業業績で暗いものが出てくる時期。マクロの転換待ちで景気敏感の日本株は基本的に動けない」と語った。その上で、「市場はその先をみている。米金融政策は景気や金融市場のバリュエーションをサポートするものになっている」と話した。

  • 東証33業種では海運や小売、精密機器、保険、電機、輸送用機器が上昇
  • 鉱業や電気・ガス、証券・商品先物取引、サービス、情報・通信は下落

●債券は小幅高、海外金利の先安観で買い圧力-米雇用統計控え上値限定

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  債券市場では長期と超長期債が小幅高。ドイツの長期金利が過去最低を更新するなど世界的な金利低下の流れを引き継ぎ、買いが優勢となった。一方、日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果や今晩の海外時間に米雇用統計の発表を控えて上値は限定的となった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.165%。一時はマイナス0.17%と、6月25日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは一時0.19%と6月21日以来の水準まで低下

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比5銭高の153円96銭。午前に154円02銭まで上昇したが、午後に横ばいまで伸び悩んだ

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • さすがに足元のドイツ国債利回りの低下スピードが続くとは思わないが、マイナス金利深掘りの余地があるということが意識されている
  • 世界的な中銀のハト派姿勢を背景とした金利の先安観は何も変わっていない
  • ただ、ここ最近の金利低下で高値警戒感が生じる中、今日の日銀オペでは利益確定売りが出た感があり、オペ結果を受けて先物を中心に上げ幅を縮小する流れも
  • 米雇用統計が予想より上振れした場合は金利上昇につながる可能性も。一番心地よいのは予想をわずかに下回る程度の結果で25bpの7月利下げ観測が邪魔されない内容

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下、5年超10年以下、物価連動国債
  • 買い入れ額は各ゾーンとも前回から据え置き
  • 応札倍率は5-10年が3.30倍と前回の2.19倍から上昇。市場での売り圧力の強まりが示された

●ドル・円はじり高、米雇用統計控えて買い戻し-107円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台後半でじり高。輸入決済が集中する五・十日(ごとおび)で仲値に絡んだドル買い需要のほか、米雇用統計を前にドルを買い戻す動きが見られた。

  • ドル・円は午後4時4分現在、前日比0.1%高の107円92銭。一時107円96銭まで強含むも、日中の値幅はわずか18銭
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1272ドル。1.1288ドルから1.1272ドルへドルじり高

三菱UFJ銀行グローバルマーケットリサーチの内田稔チーフアナリスト

  • 米雇用統計は弱めの可能性があるが、7月利下げがほぼ確実視されている中で、50ベーシスポイント(bp)の利下げまで織り込む動きにはなりにくい
  • 米株が最高値更新し、前回ドットチャートで8人が据え置き、1人が利上げを見ていた中で、いきなり50bpという議論にはなっていないはず
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